who are you?

自分が何者かになっていく過程の記録。題は梨木香歩著裏庭の中の台詞から。

学びたい。学びたくない。

何か知らない事を知るのは喜びだった。

 

今、私は学びたい事が沢山ある。

調べ方も知っている。

 

 

でも、学ぼうとしていない。

携帯で検索する以上のことをしたくない。

軽い文章を消費して、時間を浪費している。

 

学びたい思いはある。

行動は学びたくないことを示している。

 

体を起こすのは億劫で、

頭にはずっと靄がかかっている。

 

 

私はこれが気のせいだと知っている。

 

 

薄いベニヤの壁が一枚、私の周りに張り付いている。

叩き破れば次の世界に行けるのに、

私は小さなささくれと、

外の風とが怖いのだ。

 

 

さぁ、蹴破れと思った時には、いつも夜。

私はいつまで壁の中にいるのか。

 

次の世界に行かなければ、ただ流されて行くのに、

私は流れに立ち向かう勇気が無いのだ。

 

 

 

何者かになろうとすると、

キリキリと胃が痛む。

 

成長とは、

自分へのタグ付けとは、

こんなにも恐ろしいことなのだろうか。

こんなにも覚悟がいるものなのだろうか。