who are you?

自分が何者かになっていく過程の記録。題は梨木香歩著裏庭の中の台詞から。

お財布が衝撃の見つかり方した。

先日、お財布を落とした話を書いた。

周りの方に心配され、友人には奢らせ。かなり助けられました。

その後、カードとかかなり冷静に再発行しました。あまりにも諦めがつくとイライラしませんね。

免許証まで再発行して山場はさくっと超えました。

そして、もう出てこないと諦めて、新しい財布を買いました。
(それまで百均財布で誤魔化してた。割と優秀)
マーガレットハウエルのシンプルなのが型落ちで安くなってました。超掘り出し物。

そんなこんなで、すーっかり前の財布がどうでもよくなった瞬間、事件は起きました。


突如、所属ラボに専攻から電話があり。

市役所から財布届いてるって連絡があったので、自分で連絡してね。

との事。

落とした財布は交番にも届けたのに、何故に市役所から連絡があるのじゃ。
しかもこの市役所、電車で1時間はかかる隣町の市役所からなのである。

頭の中疑問符だらけで市役所に電話しました。


電話にでた方に事情を話すと

あぁ…少々お待ちください。

と、何だか呆れたような溜息付きで返された。

絶対なんか変な事起きてる……!!と確信。
担当者の方から衝撃のお知らせ。




…私の財布、隣町の港で釣れてました。


海の拾得物は市が管轄で、警察じゃないんだそうです。プラスチック製の学生証で身元が割れたらしい。
まさかのお財布を釣り上げた人は警察でつっぱねられたあと、市役所までとどけてくれたそうで、頭が下がります。

で、なかなか取りに行けそうになかったので着払いで送って貰いました。
今日届いたのですが、元々オレンジの財布が真っ黒ビショビショドロドロでした。鼻をつく磯の香り(凄く嫌なほうの)でむせて、手袋はめて使えそうなカード回収後、即効ゴミ箱行きでした。
市役所の方には土下座ものです。

きっと、スられたか、拾った人が悪い人で中身だけ抜いて海か川に投げ捨てたのでしょう。カード類はすべて無事でしたので、お金だけ抜いて満足したみたいです。


いや、ふつー戻ってこないよね!それ!


悪い人もいます。でもそれよりもたくさん、いい人がいっぱいいます。
そんな事を知ったお財布紛失事件の顛末でした。


いやー、世の中わけわからん事が起きるもんだ…。