幸せと課題解決
幸せに生まれてしまったなぁと思う。
美味しいものを食べて、程よく自然に触れて育った。
自然災害とはほぼ無縁の土地に育った。
水不足を経験したこともない。
周りの人は大概優しかった。
図書館に行けば本を読めた。
知ることを制限されなかった。
男女差別もほとんど感じずに育った。
学校に行けば、学びが提供されていた。
自由だった。
不足も、今思えばなかった。
何を目指せというのだ。
世の中を見ればたくさんの幸せとたくさんの不幸がある。
何に目を向けてもよい。
私は不幸に目を向けて、幸福にする方に向かっている気がする。
そんな事を、私はしたいだろうか。
私はただ、幸福を素直に幸福だと思う事を肯定したい。
成長を、純粋な喜びからのエネルギーで起こしたい。
それだけだ、それだけなんだ。
成長を、楽しみたい。
なのになぜ私は課題に目を向け、負からの脱却のエネルギーを使っているのだろう。
違うのに。
そうなりたいんじゃないのに。