who are you?

自分が何者かになっていく過程の記録。題は梨木香歩著裏庭の中の台詞から。

ヨナ・コンプレックスとメサイア・コンプレックス

つまり、自分は変わっていない事に気付いて、原因の名前を認識しましたという話。

 

ヨナ・コンプレックスは変化に抵抗する心の働きの事を言うそうです。それが、成功に向かっていても、抵抗してしまう。

名前の元になったヨナはどうにも可哀想にも思いますが、この心の動きに名前をつけてくれた人には感謝したい。

名前が着くと、認識できるからです。

 

解決法としては、小さな変化を意識して起こして、慣らす。らしいですね。

 

思うに、ヨナコンプレックスは消えることはないのだと思います。それは、自分が立っている場所の基本仕様なのだと思う。どんな地面にも抵抗はあって、ゼロにはならない。

 

私は多分そこをスライドして行く一つの箱。

努力はその箱を押す力。

 

私たちはどうしてもその箱の前にある道の抵抗小さくしようと考えがちだけれど、それはとても難しいことなのだ。

 

そんなことをするよりは、じっくりと箱を押して、そしてゆっくりとでもほんの少しでも前に動かすのだ。動かし続けるのだ。そうすればだんだんと慣性の法則が働いて、動いている方が楽になっていくのだ。

 

多分そんな物理の法則と一緒なのだろうと思った。

 

 

しかし、変わり続けて私はどこを目指すのだろう。

基本的にメサイアコンプレックスで生きているお節介おばさんなのだ。

自覚して、止めようとしてるけど、エネルギーを上げるには、まだ私はその力を使うしかない。

 

違うんだ、そっちに行きたいんじゃないんだよ。

 

 

私はどこに向かう。

ここに居たくないということしか、わからないまま。