who are you?

自分が何者かになっていく過程の記録。題は梨木香歩著裏庭の中の台詞から。

憧れの生き方を拾い集める

なんだか時々上手に生活が送れなくなることがある。
なぜだかはわからないけれど、どうやっても思う通りに動けない。

例えば、今日は早く帰ってきたから早くお風呂に入って早く寝よう、そう思うのに、ひたすらとぼんやりと過ごしてしまったり。

朝ご飯なんて、その最たる例で全く以ておしゃれな朝ごはんを作って食べたりだとか、そういう事はできないのである。

日々の生活もそうだけれど、例えば持ち物であるとか、服装であるとか、お化粧であるとかそういったものにどうやっても本腰を入れられない。人よりも、とても強いこだわりがあると言うのに。

思うに、私は自分のスタイルというか、憧れの生き方や目指すべき自分の像がまだはっきりと自分の中に描けていないのだ。
だからぼんやり戸惑い続けて、何もできずにいる。
目標がなければ、達成までの道のりもわかるわけがないのに、私は何をやっているんだろうと愕然とした。しかし同時に、こうやってぼんやりと戸惑い続けている自分をわりと好きであることにも気がついて、今起こっている自分の現状に納得した。

自分自身で決めていくしかないのだ。なんてったって自分の生き方なのだから。それでも何か目標や、お手本になるような人がいてほしいとこのままでは叶いもしない願望を抱き続けたまま毎日を過ごす。

あぁ、いろんな人に会おう。きっと、とある1人の人物が私の憧れになるわけではない。何も思いつかない限り、私はいろんな人の素敵なピースを拾い集めていくしかないのだ。