who are you?

自分が何者かになっていく過程の記録。題は梨木香歩著裏庭の中の台詞から。

思う事が多すぎて、ちょっといっぱいいっぱい。

帰省後、一切更新していませんでした。
親と喋ってそのまま寝てしまうのが最初の理由でした。
しかし、熊本の震災が一番効いてきました。

私は鹿児島におりましたが、珍しく少し揺れました。
そのあと、届くニュース。

熊本は九州のど真ん中、第二の都市です。人も集まっています。
困ってる友達に、心配するしかできない。
相方も熊本にいて、会いに行けなくなりました。

奇跡的に私は被災しなかったとも言えます。4日ズレたら私も熊本にいました。

これから、仕事でも関わっていく土地です。大事な場所です。大事な人たちのいる所です。
何もできない気持ちから、フェイスブックにかじりつき、ちょっと救援物資を集めている所に持って行ってみたり。

邪魔しないように、邪魔しないように…!
でも、何もしないではおれない。東北の震災でも何もできなかった!こんな近い時くらい何かしなくては!
でも、邪魔はしちゃいけない。
矛盾した思いの中でフラフラしております。


それと同時に、そもそもの帰省の理由である、地元の地域おこしの現状をヒアリングしてきました。

外部の人を受け入れる心がある土地だと思っていたけど、中の人の印象は真逆でした。変化に消極的な、一般的な田舎。

帰ってきた人や、外の人が何か新しい事を始めると、みんな外の人が何か始めたと遠巻きに見る。批判すらある。人が少ないから意見が偏りやすいというのもあるけれど。

中途半端に関わると、失望感が増えるから離れられない。しかし、関わりすぎると甘えが出て、力がつかない。

思ったより大変そうだった。

それでも、どうにかしたい人はたくさんいる、そんな町なのだ。

こんなのが、ダブルで来た。さらに、家業を畳んで父の会社が違う会社になってるショックも重なった。知っているのと、目で見るのは違いますね。トリプルショック!親父激ヤセしてるし。冗談言って、仕事にもいくし、ご飯も食べるし、大丈夫なんですけどね。


私は単に、楽しく生きたいのだ。
だから、大変でも好き勝手生きることにした。
高校生の時に、決めたのです。
誰かの為に自分を曲げて、その誰かに文句を言えば、誰も楽しくなくなる。それはやめようって。

周りの人も、誰にも文句言わなくて済むようにしたいなって。それだけなんです。

それが、こんなに大変になるなんてね。笑ってしまいます。人生なんてこんなもんですか。皆さん大変なんですか。これは大変な世の中ですなぁ。


思う所の多い休暇です。
それでも、いろんな人に会って、嬉しいこともたくさんあります。
心が乱高下してますが、なるべく穏やかに、行きたいと思います。

全てが、これから、もっとよくなれ!