who are you?

自分が何者かになっていく過程の記録。題は梨木香歩著裏庭の中の台詞から。

終わりが悪くて、しっかり挫折した話

昨日は死んでました。いろんな意味で。
で、死にきれなくて帰ってきた今日です。

ずーっと無理して、無理して、無理してやって来たことが、とうとう間に合わなくなった結果、最後の最後で失敗しました。

なぜか、その後どうにかなり、私はなんとか救われるらしいです。

あんまり納得いかないけど、素直に感謝して受け入れるしかありません。

例えると、一人勝手に奮起して、止められたのに死ぬ気で無謀な冒険に出ていた私は、いく先々で全部失敗しながらも現地住民に助けられてなんとか生きながらえ、なんかもう才能ないなぁと冒険家としてのプライドはズタズタになりながら、とにかくゴールしよう、ゴールすれば少しは自信がつくはず!ダメなら死んでよし!と思っていたのに結局最後の最後で倒れ、なぜかそこをすかさずレスキュー隊に救助されてなんか今家にいるんだけど、みたいな感じです。

文句、言えねぇよ。けどなんかさ!
いや、文句言えないっす。

奮起した奴には、奮起した奴なりの思い入れがありましたが、やってみてすっかりズタボロになりました。

ちょっとくらい、

俺、やってやったぜ!

感が味わいたかったのに、その手の達成感はゼロでした。

結局のところ、そんなに一所懸命になれなかったのだと思います。気が狂うぐらい、一所懸命になりたかったけど、そんな風になりたいと思う時点で、もうダメだったんだと思う。気は狂ったけど、一所懸命じゃなかった。

ワガママ聞いてくれた全ての人に、土下座して回りたいのに、もうそれも叶わない人もいたりして、なんかもういたたまれない。

消えたかったけど、消えれないし。

しょうがないから、あぁもう私はダメな奴なんだな、まわりの人なんかスンマセン、ありがとうって思いながら生きていくことにしました。
冒険を始める前と特に何にも変わりませんでした。

まぁでも、遊び道具になる知識は増えたし、
色んなところに行ったし、
いろんな人に会えたし、
みんな優しかったし、
美味しいもん食べたし、
楽しいこともたくさんあったし、
綺麗なものもたくさん見たし、
何より、なんか知らんけど私はいつも助けてもらえるみたいだし。

それでいっか。と思おう。


私は何か一つには一生懸命になれないタイプなのをしっかりと自覚したし、逆に色んなことに興味があるんだというのもわかった。こればっかりはタイプであり、どうしようもない。

とにかく、これからは、
なーんにも考えずに、ぼーっとして。
何かあったらプラスに捉えて。
生きてくにはそうするしかないんだろうと思う。

私のちっちゃな向上心(やんちゃ)とだけ上手に付き合いながら。
楽しく生きていきたいと思います。


長々とした自分語りに、お付き合いありがとうございました。